
突然ですが、あなたは「ちょっと歩くだけでふくらはぎがめちゃめちゃ張る」「特に運動はしてないのにふくらはぎが筋肉質でがっしり発達している」なんてことはありませんか?
それ、ふくらはぎをめちゃめちゃ使う歩き方をしてる可能性があります。
「ふくらはぎをめちゃめちゃ使う歩き方」とは簡単に言うと「足に力を入れて歩く」歩き方です。
歩く時にドスドスと音を立ててしまう人、靴の底の減りがやたらと早い人は要注意です。
ひざ下に力を入れて歩く癖があるとふくらはぎが筋肉質になります。筋肉質になるというのはほとんどの場合ふくらはぎのサイズが太くなることを意味します。
私は自分で「どうやら歩くときにつま先を妙に上げて足先を緊張させて歩いてしまう」という癖に気付いていました。そしてそれがふくらはぎを疲れさせることも分かっていました。

ふくらはぎを太くする癖は分かっていたものの、どうやったらこの癖が治るのかがわかりませんでした。
歩くだけでふくらはぎが太くなる原因はひざ下に力を入れながら歩く癖
困ったので通っている歩き方教室の先生に質問したところ、おすすめのエクササイズを教えてくれました。
このエクササイズを1万回やればひざ下に力を入れない歩き方を習得できるとのこと。
「え?1万回!!?」と驚いていたら
「癖というのは無意識で出るものです。無意識にこの動きができるようになるにはだいたい1万回くらいやればいいわけです。
野球選手の素振りの練習といっしょです。何回もやって体に覚えこませるんです。
それに、このエクササイズが歩くときに出来ていたら1万回なんてすぐですよ。」
たしかに。教えてもらった動作を歩くときも出来ていたら1万回なんてすぐです。
…ということは歩いているときにその動作が出来ているということで…そのためにはエクササイズをして動きを覚えないといけないから…うん、とにかくやれってことですね。
ふくらはぎが張る歩き方を直すエクササイズの方法

1、真っすぐ立ちます。脚幅は自然に開いていればOK。
2、その状態で片方の足のかかとを足の指を床につけたまま上げます。
この時にひざ下には力が入らずに「ぷらーん」となっている状態です。かかとは上がっても足先はマリオネットのようにプラーンと床についています。交互に足踏みのように繰り返したり、片方の足だけ繰り返してもOK。とにかくこの動作を脳に覚えさせます。
歩くときもこの動きが出来ていればふくらはぎの筋肉の張りはぐっと減ります。急いでいても無意識にこの足の上げ方が出来るようにちょっと信号待ちの時にやってみたり、座ってるときにやってみたり、歩くときに意識してみたりして累計1万回を目指しましょう。
1万回出来たくらいの時にはひざ下に力を入れて歩いてしまう癖もなおっています。
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