武井壮さんの「速く走る方法」を聞いて「脚を太くしない歩き方のコツ」が分かった

先日放送された「マツコの知らない世界」で武井壮さんが出演し、
ボディコントロールの方法や速く走るために速い人が「やっていること」を説明していました。
この武井さんのおはなしを聞いて、私は今更ながら「はっ!悪い歩き方(脚が太くなる歩き方)の理由がなんか分かった!」と感じたのです。
「はっ!」と思ったのは武井壮さんが世界最速の男 「ウサイン・ボルト」の話をしていた時。
武井さんはボルトが走っているときの写真を出して、「ボルトが走っている時にやっていること」と写真に矢印を書き込みます。
書き込んだ矢印は足首の位置に斜め上に向かった矢印。
脚を斜め上方向に上げる動作です。
ボルトが速く走るためにやってること
「この時地面を蹴っているように見えるじゃないですか?そうじゃない。
もうこの時には蹴り終わってて、このへんをこっち(矢印)の方向に動かし出そう(としている)
「(蹴ろうとすると)この足(後ろの足)ってこっちに(後ろ側)回ってくる。でもそれではダメ」
「足がついたらそのまま踏ん張らずにすぐに足を地面から離し前に出す!」
走るときに地面を蹴ろうとしてしまいますが、それでは無駄な力を使ってしまうんですって。

走り出しは地面を蹴らない

次にボーリングのボールを使った走り方の説明をします。
ボーリングのボールは「位置について、ヨーイ」の時の体の状態。
まだ走り出していないので体が重い状態です。
この時に走り出すために地面を蹴ってしまうのがダメだと言います。
走るときに地面を蹴るというのはこういうこと、と台の上に置かれたボーリングをパーンと叩いて「痛い」という動作をする武井壮さん。
重量がある状態で地面を蹴るのはボーリングのボールをパーンと叩くようなこと。
「痛いということはそこでエネルギーを消費している」
今度はそっと触って転がします。すると少ない力でボーリングの玉は動き出します。
「スタートのときは足の筋力は使わず体を前に倒したり腕を振ることで体重を移動させる」のがポイント。

蹴ったら音でエネルギーを使う

今度は走ってから中盤。野球のボールを使って説明します。
「地面を蹴るんじゃない。蹴ったら音でエネルギーを使うから。
「そうじゃなくても持ってから走る。(地面を)触ってから走る。」
中間のスピードのときは地面を蹴るのではなく地面を触るイメージで走るのがコツだそう。
この話を聞いた時に「あ!だから私はふくらはぎに筋肉がモリモリつくんだ!」と思ったのです。
「お前の歩き方はドスドスしている」と中高生のときに兄によく言われましたが、「ドスドス」という音が聞こえているということは余計な力をそこに使っていたのです。
街中を見渡しても脚が太い女の子はだいたいドスドス歩いています。
「歩いていて脚が太くなる」その理由は「筋肉を余計に使っているから」です。
普通に歩けばいいのに必要のない動作をして筋肉を鍛えてしまう。
その結果脚が太くなります。
思えば私は歩くときに前に進もうとしてつま先を後ろに蹴る動作をしていました。
武井さん曰く、このつま先で地面を蹴る動作はトップスピードの時(走っていて一番速い時)じゃないと意味がないそうです。
スタートのときは体を傾けてスタートし、途中は地面をつかむように走る、トップスピードになってようやく地面を蹴るように走る。
そうすることでスピードが出るのだとか。
私は歩いているだけでスピードも出ていないのに地面を蹴る動作を一生懸命していたんです。
私は自他共に認める早足なのですが、速く歩く時も意識は足裏にいっていて、「いかにつま先をはやく後ろに動かすか」を考えていました。
それじゃダメだったんだ…。
なんとなくですが、私の歩き方の問題がやっと分かった気がします。
これから意識してこの癖を気をつけていきたいと思います。
ふくらはぎが歩いているだけでモリモリ筋肉質なあなた!
もしかしたら歩くときに必要以上に地面を蹴ってしまっているのかもしれません。

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