偏平足とは本来あるはずの足の裏のアーチが落ちてしまって土踏まずがなくなってしまっている足のこと。
子供のころに運動不足だと足の裏の筋肉が発達せずに偏平足になりがちだといわれています。
足の裏のアーチがない、つまり土踏まずがちゃんと凹んでいないと体重の重みが足の裏を圧迫して血流が滞ってしまい血行不良の状態になりがち。
長時間歩くと足裏がだるくなったりするのはもしかして偏平足になってしまっているのかも?
「でも、自分の足が偏平足がどうかわからない…」
そんな人のために簡単に偏平足をチェックできる方法を首都大学東京の理学療法学科教授 竹井仁さんが紹介していました。
簡単!偏平足チェックの方法
立った状態で床と土踏まずの間の部分にボールペンを差し込みます。(足裏全部の下になるように敷くのではなく土踏まずのへこんだ部分の隙間に差し込む)
ボールペンを差し込んだまま片足立ちも試してみます。
片足で立つ場合は壁に手をついたりして倒れないようにバランスを取りましょう。
このときに足裏でペンを踏んでしまう場合は偏平足である可能性があります。
両足だと大丈夫だけど、片足だとダメだという場合も土踏まずの部分がつぶれた偏平足である可能性があります。
これは足裏の土踏まずと床の間にボールペン1本分の隙間があるかどうかのチェックテストです。
以前は偏平足ではなかったのに加齢によって筋肉が衰えて偏平足になってしまうこともあります。
偏平足ぎみになっていた人はタオルを足の指でつかむ運動などをして足裏筋を鍛えればふたたびアーチは復活します。
また、筋力の衰えではなく浮腫みで足がふくらんでしまって偏平足に見えてしまっていることもあります。
「ボールペンをぎゅっと踏みつける感覚はないけど、皮膚がむにょっとあたっている感覚はある」という場合は足が浮腫んでいるのかも。