脚の浮腫みをとるにはリンパマッサージが効果的ですが、リンパマッサージをやる上で意識したいのがリンパ節(リンパポケット)です。
リンパ節とはいろいろな場所に流れるリンパ液が集合するターミナルポイント。
ここを重点的にマッサージすることでリンパの流れは良くなります。
脚には大きく分けて3つのリンパ節があります。
この場所を覚えてしまいましょう!
鼠径(そけい)リンパ節
太ももの付け根にある鼠径リンパ節は脚のリンパ節の中でも大きく太いリンパ管が集中する部分。
マッサージをするときはまずここの場所をほぐしてあげるとリンパが流れやすくなります。
開脚ストレッチや四股エクササイズなどで太ももの付け根を動かしてあげるのも効果的。
膝窩(しっか)リンパ節
座った状態でもマッサージしやすく位置も分かりやすいのが膝窩リンパ節。
膝裏のリンパ節です。
膝裏を触ってみるとちょっと違和感がある場所。
脚がむくんでいる人はコリコリと痛い感じがするかも。
さするというよりは押し開く感じで上から圧力をかけましょう。
足首リンパ節
足裏をマッサージしたときにぜひ併せてマッサージしてほしい部分。
くるぶしのの周りをこするようにグリグリすると老廃物が溜まっている人は痛気持ちよく感じます。(すっごく溜まっている人は痛いかも)
このときついでに足の甲の指と指の間の骨のみぞもグリグリ流してあげましょう。
イメージとしては途中を流れるリンパ管の関所の扉が3つのリンパ節にあると思ってください。
この扉を最初に開けておく、扉の場所を意識することがマッサージを効果的にするコツです。
順番はマッサージをやる人でイロイロですが、上から順に、太いリンパ管が集中する「鼠径リンパ節」をまずほぐして、体の中でもよく動く「鼠径リンパ節」をほぐし、脚の下にあって老廃物のたまりやすい「足首リンパ節」をほぐしてあげるのがおすすめです。
きちんと扉が開いた状態でリンパマッサージをすれば格段に老廃物が流れやすくなりますよ。