下半身太りと肥満の違いと脚やせエクササイズ

脚が太くて悩んでいる女性で
「私は下半身太りだから脚やせエクササイズをいろいろためしています。でも何も効果がありません」
という人がいました。
でもその女性は標準体重より10キロ太っていると言うんです。
標準体重とは、身長から適切な体重を導き出したもの。
だいたいプラス2~3キロまでは問題ないと言われています。
150cmの身長での標準体重はだいたい45キロです。
150cmで46キロなのに太ももやお尻がドーンと大きい場合、さらに上半身はガリガリ、、脂肪率は19%。
それは「下半身太り」といって良いです。
いわゆる「アンバランスに下半身だけ太ってしまっている」状態だからです。
でも150cmで60キロだったらどうでしょう?
脂肪率は30%だったら?

それは肥満ですよね。
下半身だけじゃなく全身太っているんです。

いくら太ももやふくらはぎが太くて「脚やせ用エクササイズをしても効かない」なんてことがあっても当たり前だと思いませんか?
なぜなら脂肪の絶対量が多いからです。
基本的に脚やせエクササイズというのは筋肉を動かしてムクミを解消したり、筋力をアップすることで歪みを解消して体のバランスを整えたり、
衰えている筋肉を鍛えて引き締めるために行います。

脂肪を燃焼するためのエクササイズではないんです。
脂肪を燃焼するためのエクササイズではないのなら脂肪で太くなっている脚が細くならないのは当たり前です。
脂肪を燃焼したいのなら食生活を見直してムリのない有酸素運動を取り入れないといけません。(過剰に食生活に偏りがある人は食生活の改善だけでも脂肪は減ります)
「下半身太りだから」と脚やせエクササイズだけをやっていても効果はでにくいんです。

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