「硬い体は脚が太くなる」と言ったら
「なんだそりゃ?」と思うでしょうか。
この硬いとは筋肉のことです。
体質の差はありますので、筋肉が硬くても脚が細い女性はいらっしゃいますし、体が柔らかくて筋肉もやわらかいのに脚が太い人もいます。
しかし、たとえば筋肉がコリのように硬くなってしまって緊張している人は脚がゆがんでいたり、筋肉が偏って発達していたり、
見た目がゴツゴツして見えることも事実です。
美脚の女性、スタイルがいい女性は体がやわらかく、うごきもしなやかなイメージがあります。
では筋肉が硬い(体が硬い)となぜスタイルが悪くなってしまうのでしょうか?
血流が悪い
筋肉が硬いと緊張しているために同じ動きをしていてもその部分が通常より動かなかったりします。
筋肉が動かないと血流が悪くなります。
血流が悪いことでリンパの流れも悪くなり老廃物がたまります。
その結果脚は浮腫んでしまいますし、浮腫んでいることで余計に老廃物が排出されにくくなる悪循環がおこって脚が太くなってしまいます。
動きが偏るために筋肉が不恰好に発達する
筋肉が硬いと体が動かしにくいために、体全体での動きではなく部分部分で動いてしまいます。
たとえば歩くときも体全体で歩けば疲労も少なく、見た目も優雅なのに上半身がカチっと固定されて脚だけでドスドスと歩いてしまう。
その結果妙に下半身ばかり筋肉がついてしまう、、というようなことが起こります。
O脚やX脚も部分的に筋肉が硬くなってしまっていることが原因である場合が多いです。
日ごろの癖で後天的に脚がゆがんでしまうというパターンです。
そのままの状態ですとまっすぐな脚では付かないはずの外側の部分の筋肉がボコっと出てしまったり、妙にふくらはぎの内側だけ発達していたり、、と筋肉のつき方に偏りが出てきてしまいます。
姿勢が悪く見えるために本来の脚の太さよりも太く見える
脚がゆがんでいる場合や体が硬い人の場合はだいたいが体を縮めてギュっと下に押し下げた状態の姿勢をしていることが多いです。
たとえば猫背になって顔はうつむきがち、脚にも自信がないので隠すように体を無意識に縮めてしまうんです。
そうすると身長が低くなってしまって体のラインが下に広がったようなAラインになるためにドスンとして全体的に太く見えます。
体がやわらかいと動きがしなやかになりますし、無意識のポーズもバランスのとれた伸びやかなポーズになります。
そのことで本来のスタイルよりも関節が伸びて背が高く見えるために細く美脚に見える効果があります。
ストレッチで体をやわらかく維持をすることは自分に自信をつけるためにもとっても大切なんです。
体が硬いことはスタイルに悪影響なだけでなく健康にも悪いですし、怪我の原因にもなります。
毎日のカロリーや運動量と同じくらい筋肉のコンディションに気を使うと美脚がより実現しやすくなります(*^▽^*)