
脚やせのご相談メールをいただいていて、 ちょっと気づいたのですが、 「上半身の割に脚がすごく太くて、特にふくらはぎが気になります」 という人に多いのが 背の低い人です。
実際脚の太さに悩んでいる私も150cmないくらいのおチビさんですし、 メールで相談をしてくる女性も150cm前半の比較的低い身長の人が多いです。
なぜなのか考えてみました。
脚が短いから目立つ
まずはじめに考えられるのが「比率」の問題です。 たとえば身長180cmの人が34cmのふくらはぎであるのと、150cmのひとがふくらはぎ34cmなのでは当然180cmの人の脚のほうが細く、150cmの人の脚のほうが太く見えます。
これは全体のバランスの問題です。
500mlのペットボトルと350mlのペットボトルでは太さはほぼ同じなのに、350mlのペットボトルのほうがずんぐりして見え、500mlの方がスマートに見えます。
身長が違うということは脚の長さが違うということです。
短い脚では通常より細くないと細くは見えないんです。
早足になりがち
脚が短いと普通の人と歩く早さをあわせるために、その分多く脚を動かさなくては追いつきません。
小さいころから人より早足で歩くことで周りと同じ速さで歩けるように無意識にしていることが考えられます。
実際私もかなり早足ですし、低身長である私のお母さんも早足です。
早足は太くなる筋肉の速筋が鍛えられます。 せかせかと早足であるくと、脚の筋肉は発達し、筋肉疲労をそのままにしておけばむくみやすくなります。
アクティブになりがち
身長が大きく大柄な人は走ったりするだけで目立ちます。
一方背の小さい子は小さいだけでちょこちょこ動いても気にされません。
それどころかちょこちょこ動くことを「小動物みたい」と表現されて、「かわいらしい」と表現されます。
そのために、せかせかせわしく動く癖を治そうとはしない傾向にあります。
ちょこちょこと常にせわしなく動いていると、あまりアクティブに動かない人よりは脚の筋肉が発達して 太くなります。
卓球の選手が脚が細い人が少ないのも、左右に俊敏に動くあの動きが下半身の筋肉を発達させていると考えられます。
なぜ、背の低い人は脚が太く見える&脚が太くなるのか
このように背の小さい人が脚が太くて悩んでしまうというのは以下のことが考えられます。
- 比率的に同じサイズでも太く感じる
- 比率的にかなりやせていないと細いという印象を受けない
- 早足になる傾向にあるためにふくらはぎの速筋が発達する
- ちょこちょことせわしなく動いてしまう癖が脚の筋肉を過剰に発達させる
背が低くて脚が太いことに悩んでいるのなら、日常生活の癖をちょっと思い返してみてください。
意外に脚を酷使してるのかもしれません。
特別なイベントの時はヒール高めの靴がおすすめ
どうしても背の低い人はスタイルが悪く見えてしまいます。 特別なイベントがに行く場合はちょっと高めのハイヒールを履いて膝下を長くみせることで脚はスマートに見えます。
ヒールを履いた後はきちんと筋肉疲労をとってあげることと、 ヒールをはいた状態のウォーキングに慣れておくことがポイント。
普段ヒールをはきなれていない人がいきなり履くと、猫背になって、脚がガクガクしてとてもみっともなく見えてしまいますので、ヒールを履く予定がある人は履いた状態で自然にウォーキングできるように事前から練習しましょう。
ヒールを履くこと自体はふくらはぎの筋肉に負担をかけますが、美脚にはとっても効果的。
とっておきのお呼ばれの時や特別なイベントの時に使ってみてくださいね。
(2018.08.26加筆修正)
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