運動でやせる脚、やせない脚

踏み台昇降、ウォーキング、エアロバイク、、
脚が太くて悩んでいる時にこういった「運動で脚やせできた」という口コミをよく見かけるのではないでしょうか。
そこで「何か運動をして脚やせをしよう」と考えると思います。
しかし、脚やせクラブでは脚やせに運動は薦めていません。
それは運動をすることで脚が太くなってしまったり、がんばってやっても効果がない可能性があるからです。
「毎日走っていたら脚がひきしまった」
「踏み台昇降で太ももがやせた」

なんていう書き込みを見ると
こちらのサイトを見ている人も「運動っていいの?悪いの?結局どっちなの?」と悩んでしまうと思います。
そこで、運動して脚やせできる脚太タイプと運動して脚やせできない脚太タイプを考えてみました。

ひきしまったし多少のサイズダウンはした、でもそれ以上は解決できない

運動で脚が細くなるタイプの脚はずばり、むくんでいてぽやっとした脚のタイプの人です。
筋肉があまりついていないむくんだ脚は運動すれば筋肉を動かすので血行がよくなりムクミが解消します。
ムクミが解消すれば1cm~2cmのサイズダウンはします。
今まで筋肉がついていない部分がハリがでてきますので、見た目もすっきりとしてメリハリがでてきます。
しかし、これから有酸素運動をすればするほど脚が綺麗に細くなっていくか、というと疑問です。
有酸素運動をしてももちろん全体的に脂肪が使われますので、脚だけが細くなることは難しいのです。
運動で消費されるカロリーが食事で得る摂取カロリーをオーバーすれば脂肪が燃焼します。
もちろん、その際の脂肪燃焼は「体全体から」です
脂肪はやわらかくて温かい場所から使われますので、上半身から順に脂肪が燃焼されます。
多くの人がこの時点で「上半身がなんだかガリガリしちゃうな~」と思って、有酸素運動をやめます。
ここでやめなければ脂肪が落ちるのですが、女性らしい体になるにはやはり胸の脂肪は落ちてほしくないですよね。
浮腫みは解消されたものの、下半身太りで悩んでいるのに肝心の脚の脂肪が燃焼されずに上半身の脂肪が落ちてしまって、悩むという図式になってしまいます。

筋肉太り、ゆがみ太り、セルライト太りは運動で脚やせは困難

反対に脚やせに有酸素運動が効果があまりない、というのが「筋肉太り」や「ゆがみ太り」の人です。
この2タイプに関していえば逆効果でもあります。
なぜなら、硬い筋肉のまま運動してしまうと、余計に脚はパンパンに張ってしまいます。
血行不良でガチガチになってしまっている不良筋肉がさらに悪化してしまうんです。
こうなってしまうと脂肪の燃焼はかなり難しいです。
筋肉太りの人はガチガチが解消され柔らかい筋肉になるまでは運動をしてはいけないんです。この意見はゾーンセラピー本をはじめ数々の脚やせ本に記述してあります。
ゆがみ太りに運動が悪いことも一目瞭然です。
ただでさえゆがんでいる脚に過剰な力をかけてしまうのですからゆがみが悪化します。
セルライト太りの人は通常の脂肪の状態よりもずっと燃焼が後回しになります。
よく「セルライトは脂肪なんだからどんどん有酸素運動すればいい」という人がいらっしゃいますが、
たしかに、脂肪だから有酸素運動でカロリーを消費すればいつかは使われます。
でも順序の問題なんです。
有酸素運動をして、全体的に脂肪を使っていった場合、脚の脂肪が使われるのは最後の最後なんです。
上半身がガリガリになってもその脚の脂肪が使われるまで!なんて待てませんよね。
セルライトで太くなってしまっているのなら、マッサージと食生活の改善で十分に効果があります。
わざわざ運動をする必要はないんです。

まとめ

  • 浮腫んでいてあまり筋肉がないポヤっとした脚は運動による脚やせ効果がある。
  • 筋肉太り、ゆがみ太り、セルライト太りには運動での効果はあまりない。逆効果の場合もあるので気をつける。
  • 2013.2.25 文章を加筆修正しました

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