隠れ下肢静脈瘤かも?血管の浮き上がり「スパイダーベイン」がある脚に注意

先日放送されたテレビ番組「ノンストップ!」で若い女性に増えてきている隠れ下肢静脈瘤(かくれかしじょうみゃくりゅう)について特集していました。

今、「下肢静脈瘤予備軍」が増えているというのです。

隠れ下肢静脈瘤

足の静脈の血管には心臓に戻ろうとする血液が再び下半身に戻らないようにハの字の逆流防止弁がついていますが、
これが壊れてしまっているのが下肢静脈瘤です。

下肢静脈瘤は血管がコブのようになりボコボコと浮き上がっているのが特徴で、そのままにしておくとむくみやだるさなどが続き悪化するとうっ血性皮膚炎など様々な症状を引き起こす病気です。

「隠れ下肢静脈瘤」はボコボコのコブがはっきりと現れるわけではないので、頬っておいてしまう人がほとんど。
気づかず放置していたら悪化してしまうこともあります。

浮腫みに悩む6人に1人が隠れ下肢静脈瘤?

ピップ株式会社によるとむくみを抱える女性のうち6人に1人は隠れ下肢静脈瘤の可能性があるのだとか。

隠れ下肢静脈瘤は下肢静脈瘤の初期段階ですが、どのような状態のことを言うのでしょう?

番組では脚の浮腫みに悩む田中さん(24歳)が専門のクリニックにて検査してもらったところ「隠れ下肢静脈瘤」だという診断結果に。

田中さんは「冬に帰りに靴が入らなくなる」「お座敷に座ったあとにツライ」という症状だったと言います。
これくらいの脚の浮腫みのお悩みは女性だったら珍しい話ではなさそうに思いますが…。

クリニックで超音波を当てて調べたところ田中さんの脚の血管の太さが通常の倍にふくらんでしまっていると判明。

血液が下半身に戻らないようにする機能がある「逆流防止弁」が全く動いていませんでした。

彼女の脚は見た目になにもない脚だったのに内部では下肢静脈瘤がおこっていたのです。

早期発見の目印は蜘蛛の巣のような血管の浮き上がり

早期発見の兆しは「スパイダーベイン」。

スパイダーベインとは血管の逆流防止弁が弱まって、膨張した血管から表面に赤や青の蜘蛛の巣のような血管が出ること。(※東洋医学では細絡とも呼ばれています)

逆流して行き場をなくした血液が毛細血管に流れ込むことで起こるそうです。

順天堂大学の心臓血管外科医 榊原直樹さんによるとスパイダーベインの症状の人のすべてが隠れ下肢静脈瘤わけではない、と言います。

隠れ下肢静脈瘤簡単チェック

  • 脚に黒っぽく色がついている
  • 夜中によく脚がつる
  • 脚のかゆみや湿疹乾燥がある(季節に関係なく)
  • スパイダーベインに加えて上記の3つの項目の1つでも思い当たる場合は病院(専門クリニックまたは循環器科)で検査したほうがよいとのこと。

    隠れ下肢静脈瘤を改善するにはどうしたら良いの??

    隠れ下肢静脈瘤は血管のコブがボコボコしている状態ではないので基本的にレーザーは使えません。

    対策方法は着圧ストッキングで血圧をあげて血流をよくすること。
    また、下肢静脈瘤の進行を防ぐにはゴキブリ体操やつま先立ち体操などの体操やマッサージ血液の戻りを促すことも有効です。

  • 立ち仕事におすすめ!下肢静脈瘤を防ぐ「つま先立ち体操」
  • 珍名だけどムクミに効果抜群!ゴキブリ体操の方法
  • 下肢静脈瘤はなってしまうと自然治癒することはありません。
    思い当たる症状がある場合は進行を予防するためにも早いうちから対策をしておきましょう。

    ※「ノンストップ!」番組内で女性が治療を行ったのは東京血管外科クリニック。下肢静脈瘤の専門クリニックです。
    東京血管外科クリニック

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