ダイエット中に「太るから食べちゃダメ!」は逆に太ってしまう理由

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ダイエット中食べ物を節制すると逆に太る?

ちわ!足子です☆
ベストセラー「スタンフォードの自分を変える教室(ケリー・マクゴニガル)」を読みました。

誘惑に勝てなかったり、怠けグセがあったり、食べ物や遊びに依存してしまう人が意志力で自分を変える方法を説いている本です。

もともと、怠けグセがあって、いろいろ中途半端にしてしまうことや、お酒やコーヒーに依存しがちなところを治したくて読み始めたのですが、「コレ、ダイエット中の人が知っていたら成功率が上がるのでは?」ということが書いてありました。

それが、「『考えるな』と言われたこと『実行』してしまう」です。

何かを考えないようにすると、よけいにそのことを考えてしまうだけでなく、考えてはいけないと思っている、まさにそのことを「やってしまう」のだ 
:スタンフォードの自分を変える教室 P315

ロンドン大学の心理学者、ジェームズ・アースキンさんがチョコレートを使いそれを実験しました。

アースキンさんは女性を研究室に招き、2種類の味のチョコレートの試食テストをしました。
試食の前に一部の女性には「チョコについて思っていることをなんでも自由に口に出して」といい、
一部の別の女性たちには「チョコのことは一切考えないで」と指示しました。

その後、個室でチョコレートに関する調査用紙を渡されます。参加者の女性の前にはチョコが20個入ったボウルを2つ置いたそうです。
そして参加者の女性は「質問に回答するために、チョコレートはいくつ食べても構いません」と伝えられます。

すると、チョコのことを考えまいとしていた女性たちは他の女性の2倍近くもチョコを食べていたというのです。

つまり「考えちゃダメだ!」と思っていた人の方が実際に禁止されていたことを自らやってしまっていたということです。

これって、自分でも思い当たる節がありませんか??

私は、コーヒーや塩辛い酒の肴のような食べ物、お酒が好きですが、健康や美容の為にこれらは「食べちゃダメ!飲んじゃダメ!」と思っています。

でも「ダメだ!」と思っているとそれに対する欲求がふくらんで、手を出してしまいます。節制しているつもりが節制になっていないわけです…。

ダイエットでやっちゃいけないのは「太りそうな食べ物を禁じる」こと

このように「やってはいけない!」と思って自分で禁じてしまうと逆にそれを欲してしまうようになります。

ダイエット中に「唐揚げはダメ」「ピザはダメ」「ポテチはダメ!」なんて自分に言い聞かせていると、頭の中が唐揚げやピザやポテチだらけになってしまいます。

ではどうすれば自分の欲求をコントロールすることができるのでしょう?

ケリー・マクゴニガルさんによると「思ったとおり、感じたとおりに振舞う必要はない」と思い出すことだと言います。

頭に浮かぶ考えをムリにコントロールしなかった学生たちは、チョコレートが食べたいという欲求が起きた回数が最も低かったことが分かりました。
おもしろいことに、この受け入れ戦略が最も効果があったのは、ふだんは食べ物に関してとくに自制心が働かない人たちでした。
:スタンフォードの自分を変える教室 P321

つまり、「チョコが食べたい」と思ったり感じたりしたこと自体は素直に受け止めて「そうだよね。チョコ食べたいよね。うんうん。」と一回飲み込むわけです。

その次の段階として「でも、食べなくてもいいよね」「ほんとに食べる必要はないよね」もしくは「食べよう」になるかもしれません。

欲しがっていること自体は禁じないけれど、それを行動に移すかどうかはコントロールできるというわけです。

思考ではなく、行動をコントロールするのです。

試しに私は朝ごはんでやってみました。

朝、甘いグラノーラを食べてしまうのが習慣になっていました。
でも、グラノーラって案外カロリーも糖質も高いですし、朝甘いものを食べることでその後も食生活が乱れていくような気がしていたのです。

食べたい気持ちを受け入れたら行動をコントロールできた!

その朝も「グラノーラが食べたい!」と思ったのですが、ひと呼吸おいて考えてみました。

「食べたい。確かに食べたい。でも、今そんなにお腹すいていないし、なんなら甘いものは午後に食べたほうが美味しい。朝ごはんってはじめの一口は美味しいけどあとは惰性で食べているよね…」

いろいろ考えた結果、朝ごはんは前日スーパーで買ったレタスとトマトのサラダにしました。

その日は朝に糖質や牛乳を詰め込まなかったからか、お昼まで快適に過ごせました。
「ダメダメグラノーラなんて食べちゃダメ!」と禁じていたわけではないので、思いのほかストレスもありません。

この調子で、コーヒーも、お酒も、どうにかなりそうな気がしています。

「ダメダメ!考えちゃダメ!」ではなく「うん、食べたい。飲みたい。それはそうだよね。でも飲んだり食べたりする必要はあるのかな?」と欲求と行動を切り離すことで上手く自分をコントロールできます。

「ダイエットって食べちゃいけないものが多すぎる!!あれもダメ!これもダメ!キイイイイーー!」となっている人は注意!

もしかしたら、禁止しているせいでダイエットが失敗してしまうかもしれませんよ。

関連書籍

他にもいろいろ、欲求を制御する具体的な方法が書かれています。名著!
文庫でも出ています。

スタンフォードの自分を変える教室(ケリー・マクゴニガル)